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金子 みすゞさまの可愛い詩
2013-06-09 15:54
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http://http://www.youtube.com/watch?v=u8CZq9hc_J0 月 日 貝
西のお空は
あかね色、
あかいお日さま
海のなか。
東のお空
真珠いろ
まるい、黄色い
お月さま。
日ぐれに落ちた
お日さまと、
夜あけに沈む
お月さま、
逢うたは深い
海の底。
ある日
漁夫にひろはれた、
赤とうす黄の
月日貝。
月と曇
空の野原の
まん中で
ぱつたり出会った
月と曇。
曇はいそぎで
よけられぬ、
月もいそぎで
とまられぬ。
ちよいとごめんと
曇のうへ、
すましてすたこら
お月さん。
あたま踏まれた
曇たちも
平気のへいざで
えっさっさ。
昼の月
しやんぼん玉みたいな
お月さま、
風吹きや、消えそな
お月さま。
いまごろ
どつかのお国では
砂漠をわたる
旅びとが、
暗い、暗いと
いつてましよ。
白いおひるの
お月さま、
なぜなぜ
行ってあげないの。
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2013-11-24
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2013-06-17
20世紀初期の人だったね、びっくり。
当時の日本詩の韻律は、モンゴル詩に似てた。
僕の好きな詩人、島崎藤村の詩もそうだけど。
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2013-06-16
どうもありがとう~
だいぶ前に、イランの友達から聞いて
初めて知った詩人ですけど(面白いでしょう、
その友達が彼女の詩には
すごく感心しているみたい)
私も読んでみて結構好きだったんでここに載せてみました、
実際そんな有名な詩人でもないし、
あまり知られてないと言ってもよいほどの人物けどね~
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2013-06-16
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2013-06-16
どうもありがとう~
残念ながら詩人は20代の若さでこの世を去って行った
原因は夫との愛情関係が悪くなったからだそうです、
可愛いそうに
私は思ったのは、彼女の目を借りるとこんなに素敵な
景色が見えるんだな~
でもその美しい心がどんなに寂しがったのだろうな~
といろいろ~
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2013-06-15
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2013-06-11
久々にきたら、いい詩が待ってだ